« 富士フイルム:ブログ編集充実デジカメ発売 - 毎日jp(毎日新聞) | トップページ | サザンオールスターズ »

憑神 浅田次郎

憑神 (新潮文庫)

      

買ったきっかけ:
浅田次郎の作品に最近はまってます。

感想:
幕末の御徒士を舞台にした物語である。
物語によっては最初なんかとっつき難いものもあるが、その点
これはすーっと入っていけた。
主人公の彦四郎が間違いか、事の弾みか土手下の祠に手を合わせたことから
物語は始まる。
長年続いた江戸時代が終焉を迎えて明治に変わろうとする時代の中で
主人公の居場所探しとでも言える小説である。
その時代が妙に現代にあてはめてもしっくり来るのである。
例えば疫病神の言葉に
「わしら神の目から見れば、人の世は興行でごんす。戦国の世にしたところで
、抜け駆けなぞは褒めた話ではないと言う事をご存じか。ましてや天下泰平の
世の中でおまえ様のように何でも律儀になそうとすれば、他の者の立つ瀬が
のうなる。おまえ様はその律儀さゆえに、みずから不運を招いてしもうた」
これは現代のサラリーマンにも同じことが言えるような気がする。

主人公の彦四郎の身分は御徒士といって戦いの場では将軍の影武者の役目も
負っていたと言う。
先祖伝来の役目を全うする為に苦悩する主人公、肝心の将軍様(慶喜)は
鳥羽伏見の戦いに負け、江戸城に逃げ帰ってしまった。

おすすめポイント:
生きる目的、生きる幸せとは何かを考えさせられるが物語りはそれ程重い
ことはなく、気が付けばあっという間に読み終わってしまうくらいに
引き込まれる。

憑神 (新潮文庫)

著者:浅田 次郎

憑神 (新潮文庫)

|

« 富士フイルム:ブログ編集充実デジカメ発売 - 毎日jp(毎日新聞) | トップページ | サザンオールスターズ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/108344/25664012

この記事へのトラックバック一覧です: 憑神 浅田次郎:

« 富士フイルム:ブログ編集充実デジカメ発売 - 毎日jp(毎日新聞) | トップページ | サザンオールスターズ »