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歴史という学問

学問とは人間の生きた証を再証明することである。

人間の生きた爪痕を可能な限り正確に実証することである。
事実に事実を積み重ねてゆく。
個人的な判断や感情を交えず、ひたすら冷静に事実を追い求めてゆく。
それが歴史と言う学問である。
人は、歴史というと派手で大きな出来事ばかりを研究したがるが、事実の重みとしては、派手な出来事もささいな出来事も同じだ。
ささいな出来事が大きな出来事をくつがえすことだってある。
優劣をつけることがすでに先入観であり、その時代の価値観に惑わされているのだ。
未来の人間に向かってなにかを発信するのは事実以外にありえない。
そう信ずることが人間の知性というものなのだ。

「長崎ぶらぶら節」を読んでいてなるほどと思い印象に残った一節である。

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