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ちょん髷とネクタイ

タイトルの面白さに魅かれて手に取った。
まさに作者の思う壺かも知れないと思いながらも。

ちょん髷とネクタイ―時代小説を楽しむ

サブタイトルに「時代小説を楽しむ」とある。
手に取ってぱらぱらとめくると、目次があって最初に
藤沢周平を持って豊島園に行こうとある。
これだけでもう面白そうな予感がして読むことにした。

取り上げている作家は
「藤沢周平」「池波正太郎」「柴田錬三郎」「有吉佐和子」「五味康祐」
「三遊亭円朝」「中里介山」「白井喬二」
「海音寺潮五郎」「山本周五郎」「松本清張」「司馬遼太郎」
の13人である。

それぞれの初出は「新潮45」だが、「三遊亭円朝」と「白井喬二」
だけは違っていた。(納得)
作者の後書きに

時代小説は現代の小説である。舞台は羽州庄内藩だったり、時は天明の頃であれ、決して過去に行きっぱなしになりはしない。小説を生み出した「今」が色濃く投影されている。作者は心ならずも自分の生きている時代を書き込まずにはいないし、読者もまた無意識のうちに現代を読んでいる。ヒーローの剣客は頭にちょん髷をのせていても、首にはネクタイをぶら下げている。

まさにその通りで、この本のタイトルもここから来たわけなのである。
この中にはまだ私が読んだことのない作者も含まれるが、今後機会があれば読んでみよう。

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